オンライン英会話で伸びる人と伸びない人の違い
同じオンライン英会話サービスを使っていても、英語力が伸びる人・伸びない人がいます。
その違いは、学習の仕方やモチベーションを自分で管理できるかどうか。具体的には、「わからないことをその場で解決できるかどうか」、「予習復習を行っているかどうか」、「自分の現状を把握し、明確な目標が持てているかどうか」といったことが挙げられます。
この差は、正しい学習の仕方・モチベーション管理ができているかどうかによって生まれることがあります。
オンライン英会話レッスンを受けているのに、なかなか英語が上達しない…そんなお悩みを抱えている方は、もしかしたら「伸びる人」の行動をとれていないからかもしれません。
そこで今回は、オンライン英会話で伸びる人と伸びない人の相違点について解説します。
ここでは、伸びる人と伸びない人の違いについて詳しく解説します。
レッスン中にわからないと思ったことを放置せず、その場で聞き返して解決できる人は、オンライン英会話で英語力を伸ばせる人です。
レッスンを受けていると、「意味がわからない」、「聴き取れない」ということが出てくるかと思います。
そんなとき、わからないことを何度も聞き返すことに抵抗があったり、申し訳ない気持ちになってしまう方も多いのではないでしょうか。
ですが、ここで聞き返しておかないと「理解できているんだな」と思われて、不明点が解決しないまま会話が先へ先へと進んでしまいます。
そしてわからないことをそのままにする癖がついてしまうと、いつまでも上達できません。
相手の講師はあなたの「わからない」に付き合うことが仕事です。
考えてみれば、これほど何度も聞き返すことが許されている場はないのではありませんか?
その場で聞き返すことができれば、そのやりとり自体が英会話コミュニケーションの実践経験になります。
慣れないうちは大変かもしれませんが、いつも心がけておくようにしたいところです。
英会話の予習復習と聞くと、「会話なんだからリアルタイムに学ぶ方が大事なのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
たしかに、リアルタイムで実際に英語を使ったり、会話の中で表現を覚えたりすることも大切です。
ですがもっと効果的なのは、オンライン英会話レッスンを「学んだ英語・準備してきた英語を実践して自分のものにするアウトプットの場」としてとらえ、レッスン時間外では使いたい表現などをあらかじめ準備しておく(インプットする)やり方。
いわゆる予習ですね。こうすることで、レッスンで学び取れることが多くなり、より有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
また日々のレッスンの中で、言いたいことが英語にできないという経験をすることがあるかと思います。
うまく言えなかったことがあれば、復習として「どう言えばよかったのか」をレッスン後に調べる習慣をつけましょう。
そして次に同じことを言いたくなったときにきちんと言えるよう練習することで、使える表現を増やしていくことができます。
オンライン英会話レッスンに限ったことではありませんが、自分の現状を見つめつつ「何日後には何ができている」といった明確な目標を持てているかどうかも、英語力が伸びるかどうかの分かれ目になります。
現状が把握できれば明確な目標も立てやすくなりますから、英語力を上達させたいなら、英語のために何をどの程度やれているのか、自分には何が足りないのかなどを振り返り続けることが大切です。
はっきりとした目標があれば具体的な対策も考えやすくなりますし、どのくらい成長(到達)できたかということもわかりやすくなります。
中でもこの成長具合が明確にわかるという状態が、学習意欲を維持するためには重要です。
やはり「自分で学習の仕方やモチベーションを管理していけるかどうか」がオンライン英会話で成長できるかどうかのカギといえるでしょう。